企画・プロデュース・新規事業に携わる人のための企画のコツ32。

企画・プロデュース・新規事業に携わる人のための企画のコツ32。

  • 企画を考えるとはどういうことかがつかめないまま、企画をしている。
  • 一生懸命考えても、誰にでも思いつくような企画になってしまう。
  • お客様のニーズや気持ちに寄り添ううちに、既存価値の延長になり斬新さがなくなってしまうことがある。

オリジナリティがあり、人々もそれを欲しいと思う―そのような価値のある「企画」はどのようにして考え出されるのでしょうか?もちろん、画期的な企画をつくることは簡単ではなく、絶対的なメソッドがあるわけではありません。ですが、プロの思考を分析すると、決してそれは天才の偶然のヒラメキから生まれているわけではなく、「いくつかの」「いつもの」考え方を条件に合わせて組み合わせながら考えを生み出していることがわかります。

プロジェクト・デザイン・パターン(以下PDP)は、「建築設計」「空間デザイン」の分野において斬新で新しい価値のある数々の企画を生み出してきたUDS株式会社に蓄積された企画の考え方をパターン・ランゲージでまとめたものです。多くの人から愛されている現存するプロジェクト(ホテルアンテルーム京都・キッザニア東京・CLASKAなど)をデザインした企画者の思考や行動を紐解き、ヒットする企画を生むための考え方(コツ)を32の言葉として示しています。

自身の企画力を客観視し、引き上げるために使うことができます。

32の言葉は、「いかにして価値を生み出す企画をつくるのか」の観点を提示するもので、建築業界にとどまらず、他の業種・職種でもヒントにできるようになっています。そのため、企画・プロデュース・新規事業(価値を生み出すこと)に携わる人であれば、どなたでも自身の企画力を客観視し、引き上げるために使うことが可能です。

これまでも、教育業界やメーカーなど、業種を超えていくつもの会社での研修等で使用されています。いずれも個々人の企画力の傾向や改善点を見出すだけでなく、組織内で「企画力」について共通語をもって語ることができるようになったということが大きな成果として報告されています。

新しい価値を生み出す力は、決して特定の人だけが持つ特殊能力ではありません。ぜひ、「自分なりの企画の立て方」を確立し、磨いていくためにPDPを手に取ってみてください。また、それを組織の力につなげていけるよう、チームで一緒に使うこともお勧めです。

このカードを使うことで、「何を」「なぜ」つくるのかを考えるように視点が変わる。

まちづくりワークショップで、初めて企画をする人たちに、自らの企画について欠けている視点はないか、大切な視点はどんなことか気づいてもらうために使った。また、日々自分の事業について、次の一歩を見つけるために使っている。これまでは「どうやるか」に主眼がおかれ、結局よその真似事で終ってしまいがちだったが、このカードを使うことで、「何を」「なぜ」つくるのかを考えるように視点が変わる。今、自身がこの場に参加し、なぜ自分はこれに取り組みたいかを考えることで、他人事から自分事になり、企画が自分事になっていった人を目の当たりにした。

40代/女性/公務員

提案書を書くビジネスパーソンにお薦めしたいです。

プロジェクトの企画時に、自分一人で参照して、自己評価し、セルフフィードバックしています。不足している視点が見つかり、企画が補強されるのが良いところです。
提案書を書くビジネスパーソンにお薦めしたいです。

50代/製造業

職場の風土改革・環境改善プロジェクトで使用しました。

カードになっているので、書籍のようにじっくり読みこまなくても気軽に手に取って1枚1枚めくって見れるところや、机の上に広げて、複数人で眺めて、雑談しながらヒントが得られるところが良いです。カード1枚から話がどんどん広がっていきます。
実際にどんなことが起こったかというと、職場の風土改革・環境改善プロジェクトチームで、いいアイデアが浮かんだときに、「どうしたらこれをうまく社内に浸透できるかなぁ」という話題になりました。「○○マネージャーには話してみたところいい感触だったよ。」「××マネージャーも話分かってくれそう。」「□□室長には相談しづらいなぁ。反対されそう。。。」「じゃぁ、□□室長には私からいいましょうか。」なんて会話していたところ、ふとしたきっかけで、机の上に広げていたカードのうち《相談の順番》というカードが目に留まりました。
「これだ!」「じゃぁ、誰から相談に行こうか?」と話が一気に前に進む感じがしました。新しい企画を社内に展開しようとしている人。複数人で何かプロジェクトを始めようとしている、始めている人にお薦めしたいです。

40代/女性/保険業

  • 情報へのアンテナを張っているつもりだが、いざ企画しようというときにうまく活かせていない。
  • 前提や条件が難しく、企画をカタチにできずにいる。
  • 新しい企画を示して、他の人と協業するのが難しいと感じる。

「プロジェクト・デザイン・パターン・カード」は、企画・プロデュース・新規事業に携わる人のための企画のコツが32枚のカードになっています。それらの内容を元に、カードを分類しながら現状を把握したり、同じカードを見ながら複数人で話し合ったりする時には、このカードが便利です。自分の実践度を分類するワークカードや、自分のもっているコツの偏りを可視化するレーダーチャートをつくることもでき、ひとりでも自己分析が容易にできるようになっています。

プロジェクト・デザイン・パターン<カード>

企画・プロデュース・新規事業に携わる人のための企画のコツが32枚のカードになっています。それらの内容を元に、カードを分類しながら現状を把握したり、同じカードを見ながら複数人で話し合ったりする時には、このカードが便利です。自分の実践度を分類するワークカードや、自分のもっているコツの偏りを可視化するレーダーチャートをつくることもでき、ひとりでも自己分析が容易にできるようになっています。

  • 企画のコツを32のことばでまとめた「プロジェクト・デザイン・パターン」のカード。
  • カードはB7版(91mm×128mm)で紙製の箱付き。ひとつずつのヒントが書かれたパターン・カード32枚に使い方説明書が入っています。
  • カードはコーティング加工がなされているため、ワークショップ等での繰り返し使用に適しています。
  • 書籍「プロジェクト・デザイン・パターン 企画・プロデュース・新規事業に携わる人のための企画のコツ32」もございます。是非ご一読ください。

収録パターン

  • 【CORE】

    企画の哲学

  • 【LEARN】

    買ってみる / 直に仕入れる / 体感判断 /
    偶然の取り込み / 自分なりの引き出し / 仮組み把握 /
    予想とのギャップ / ダメ事例の研究 / 情報補給

  • 【CREATE】

    言われてみれば欲しかったもの / 隠れた良さ / アイデアの重ね合わせ /

    徹底リスト / 考えるための点数化 / 相談の順番 /
    愛着が生まれる余地 / 実現のリアリティ / なぜの掘り下げ /
    基本の価値 / どうやるかの突き詰め / くずしのポイント /
    ひとことで言う / なりきって考える / 未来を織り込む

  • 【LIVE】

    好きなことを増やす / 自分なりの強み / 目標にする三人 /
    感性の相性 / 一緒につくる / プロとしての主張

  • 【PLEASURE】

    楽しい記憶

仮組み把握

『プロジェクト・デザイン・パターン:企画・プロデュース・新規事業に携わる人のための 企画のコツ32』(井庭 崇, 梶原 文生著)

【英語版】Project Design Patterns: 32 Patterns of Practical Knowledge for Producers, Project Managers, and Those Involved in Launching New Businesses<書籍>

【韓国語版】[Project Design Patterns in Korean] 이바 다카시, 가지와라 후미오, 기획은 패턴이다, 북스톤, 2018<書籍>

よくある質問

Q.他の業界・業種でも使えるのですか?

はい。パターン・ランゲージは実際の成功事例(実例)から、そこに潜む「成功の型」を取りだし、その後、事例の具体性や、ノウハウの属人性(その人っぽさ)をできるだけそぎ落としながらつくりあげます。それは、多くの人が自分事と結びつけられ、活用できるようにするためです。元々、成功の型(パターン)を多くの人が共通のものとして認識し語り合えるようにするためにつくられた方法ですので、この過程を経て本質に迫りながら抽象度を高めていくのです。

どのパターン・ランゲージにも共通することですが、インタビューはその業界・職種・状況の具体事例について行い、抽出のプロセスを経ることで、出来上がった時には、ある面で類似した他の状況にも応用して使うことができるようになります。

例えば、認知症とともにより良く生きるための「旅のことば」は、障害のある方や他の病気の方々が前向きに暮らすヒントとしても使われています。ある種の不便さを抱えつつもいきいきと生きるという面で共通するため、出てくる言葉や状況を読み替えてくださっているのでしょう。また、教師用の「アクティブ・ラーニング支援パターン」を保護者の方が参考にされるケースもお聞きします。子ども主体の学びという本質は共通するため、集団教育や教室内に限定された点を自分のケースに解釈しなおせば、ほぼ当てはまるためです。このような拡大解釈による他分野での活用は、すべてのパターン・ランゲージで見られています。

この「プロジェクト・デザイン・パターン」も、新しい企画をしようとする方であれば、ほぼすべてを自分の状況に置き換えることができます。例えば、自分なりの《企画の哲学》を持つことでブレずに自分らしい企画の思考フレームを築き、自分ならではの価値を生み出し続けるということなどは、業界等を超えて当てはまるのではないでしょうか。

このように、どのパターンも空間デザイン業をメインとしながらも、「企画・プロデュース」という観点で抽象化されています。ご自身の状況にあてはめながら、「企画とは」を考えるためのツールとしてうまくご参照いただきたいと思います。

Q.企業内では研修の中で使うのですか?

研修で使ってわれているケースも、通常業務内の時間で使われているケースもどちらもあります。
研修では、以下のような使い方をお聞きしています。

  • 各部で新規事業を担当している方を集めて、事業横断で「企画」について話し合った。(社内のアチコチに自社らしい「企画」の考え方が点在していたのを認識することができた。)
  • 新人研修でカードを用いて企画について対話をする。(学生時代の経験を、仕事での「企画力」につなげる意識を持てた。)
  • PDPに倣って自分たちの企画の言葉をつくった。(新しい社内の共通用語としてその後定着した。)(
  • チーム内で、自分がしている企画のしかたを話し合った。(自分たちの企画力を客観視し、今後への意見や心構えを話し合うことができた)

個人では、

  • 気にしておきたいカードを机上に置いている
  • 企画を考える際にカードをパラパラ見て、プラスできる思考がないかを探してみたりする
  • 指導者から企画者にフィードバックする時に、カードをつかって伝えている
などがあります。

なお、研修プランは、目的や対象者の属性・人数等によって最適なワークが変わってきます。ご興味がありましたらご相談ください。

「価値をつくる力」は、変化が激しく、万人が望むサービスを提供することが難しい時代に生き抜くために、誰もが必要とするものです。

情報や刺激が、国境や世代を超えて流れ込み、人々の快適さ・楽しさなどの価値観を刻々と変えていきます。メディアの多様化によってTVや広告などの位置づけも変わり、コンテンツへの期待・制約も変化してきました。そんな中で、消費者のニーズがつかめなくなっただけではなく、これまで安定して価値を生み出してきたフレームを失ってしまった業種業態も少なくありません。

「価値をつくる力」を高めることは、変化が激しく、万人が望むサービスを提供することが難しい時代に生き抜くために、誰もが必要とすることです。PDPにある32の言葉は、時代やツールの影響を受けるものではなく、さらにどのような業種にでも通用するほど、企画の本質に迫る抽象度で書かれています。この「企画の型(パターン)」を扱えるようになれば、インプットする情報やアウトプットする形を変えていくことで、変化の中でも自分らしい企画を生み出し続けることができるようになるでしょう。

実はPDP自体が企画者たるUDSによる斬新な「企画」でもあります。創業以来、人の中に蓄積してきたUDSらしい企画の要素を後続の社員に手渡していくために、言語化し、それをさらに他社にも提供していく。そのような新しい知識伝承のスタイルとしても注目を集めています。様々な観点でいろいろな発見がつまったPDPに触れることで企画を楽しめる方が増えていくと、世の中にハッピーな企画が増えていくのではないでしょうか。

プロジェクト・デザイン・パターン<カード>

企画・プロデュース・新規事業に携わる人のための企画のコツが32枚のカードになっています。それらの内容を元に、カードを分類しながら現状を把握したり、同じカードを見ながら複数人で話し合ったりする時には、このカードが便利です。自分の実践度を分類するワークカードや、自分のもっているコツの偏りを可視化するレーダーチャートをつくることもでき、ひとりでも自己分析が容易にできるようになっています。

  • 企画のコツを32のことばでまとめた「プロジェクト・デザイン・パターン」のカード。
  • カードはB7版(91mm×128mm)で紙製の箱付き。ひとつずつのヒントが書かれたパターン・カード32枚に使い方説明書が入っています。
  • カードはコーティング加工がなされているため、ワークショップ等での繰り返し使用に適しています。
  • 書籍「プロジェクト・デザイン・パターン 企画・プロデュース・新規事業に携わる人のための企画のコツ32」もございます。是非ご一読ください。

『プロジェクト・デザイン・パターン:企画・プロデュース・新規事業に携わる人のための 企画のコツ32』(井庭 崇, 梶原 文生著)

【英語版】Project Design Patterns: 32 Patterns of Practical Knowledge for Producers, Project Managers, and Those Involved in Launching New Businesses<書籍>

【韓国語版】[Project Design Patterns in Korean] 이바 다카시, 가지와라 후미오, 기획은 패턴이다, 북스톤, 2018<書籍>