パターン・ランゲージをつくり、使っている方々が一堂に会するイベント「パターン・ランゲージ・イノベーターズ・サミット」が開催されました!
休日にも関わらず、参加者は約120人、登壇者は23組!先進的な取り組みをされている23組の登壇者の方々には、4つのセッションに分かれ、まずは5分程度のライトニングトークをしていただきます。その後、それをきっかけとしながら自由に交流し、共通の関心事やテーマについて語り合う、というスタイルで進みました。
実践者のみなさんからは、ビジネス・人材育成・教育・社会福祉・街づくり・組織活性化・・・と様々なテーマで、またパターン・ランゲージだけでなく、フューチャー・ランゲージやコンセプト・ランゲージなどの事例も含めての取り組みが紹介されました。パターン・ランゲージが人間行為に応用され始めてから、約8年。幅広い分野で、多様な目的で、社会に広まってきたことを参加者の多くが感じ取る時間となりました。
Session4の登壇者によるパネルディスカッションでは、分野や目的を超え、パターン・ランゲージがもつ可能性や目指したい未来が語られました。
参加者からは
「こうしてみよう、こうしたらどうだろうというアイデアがたくさん生まれ、脳が喜んでいた」
「いろいろな業界で多くの方が先駆的に取り組まれていることが刺激的でした。」
「セッション4が素晴らしかったです。未来への可能性、エリア・国を超えた、時空・場所・言語を超えた可能性を感じました。」
「これから先、本当に「ことば」によるコミュニケーションの深化と進化が求められてくると考えています。深く考えることの大変さと、孤独に寄り添っていくのがパターン・ランゲージだと思います。」
などのコメントをいただきました。
主催の井庭からは
「これまで10年ほど、いろいろな方々とパターン・ランゲージの作成や活用に取り組んで来ました。そのイノベーターの方々と今回集まり語り合うことで、思いや活動を振り返ることができ、これまでのひとつの総括となりました。そして、ここから新しい展開・流れが生まれる魅力的なコミュニティが立ち上がったと感じています。これからがますます楽しみです。」
とのこと。
ここから、また新たな可能性が広がっていくかもしれませんね。
*なお、当日のプログラムはこちらです。