8月19日、「対話で生まれる多様な気づき」をテーマとして行われた「2020年度第57回指導者養成講座(主催:熊本県高等学校家庭クラブ連盟)において、31校の高校生と先生がzoomにて集まり「旅のことば」セッションが開催されました!
その数なんと168人。そのうち各校の生徒2~3名と先生方併せて111人がzoomでつながりました。県下の異なる高校からこんなにも大勢の高校生・先生が一同に会し、オンラインで対話のセッションを行うというのは、おそらく国内で最大規模なのではないでしょうか。
先生一人に対し、それぞれ学校の違う生徒3人という4人グループを組み、「旅のことばカード」を使いながらzoom越しに対話を進めるというワークです。「旅のことばカード」の中から気になるものを3枚選び、それを選んだ理由を自らの体験と結びつけて話してもらいました。
参加させていただいたグループでは、なんと選んだ3枚のうち2枚が同じであるということが起こりました!ある生徒さんが「同じカードを選んでるのに、それによって感じることや考えていることがみんな違うのがとても面白い。」と発言してくれたのが印象的でした。
その後、対話を振り返るワークを行い、仙台にお住いで若年性認知症と診断された丹野智文さんのお話があるなど、オンラインの良さも取り入れた充実した会となりました。生徒さん、先生方からも「新鮮で楽しかった」「話すきっかけを持つのは大切」「カードによって自分のことが話しやすかった」「心配したけどしっかり話せた」などの感想があがり、有意義な会とできたのではないでしょうか。
詳しくはセッティングやサポートで活躍されたDFJI(認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ)の岡田誠さんがイキイキとした皆さんの様子をまとめてくださっているので、ぜひご参照ください。
DFJI岡田さんのレポートはこちらです。