自分らしさを可視化しながら表現し、今の自分を理解する「セルフトラベルカフェ」。この度、初の親子版を実施しました! 自分のことを考え、表現する楽しさを味わい、さらに親の知らない子どもの一面、子どもの知らない親の一面をお互いに垣間見ることができました!


参加者全員の「自分らしさ」と共に集合写真

参加者全員の「自分らしさ」と共に集合写真


スルガ銀行さんのコミュニティスペース「d-labo 湘南」にて、親子向けの「Self Travel Cafe」を開催いたしました。本ワークショップは、自分らしく生きるためのパターンである「Personal Culture Patterns」を用いて、自分らしさを言語化し、わかりやすく可視化します!

今回のワークショップでは、年長から小学生のお子さんをもつご家庭を対象とし、親子それぞれが自分らしさを言語化すること、そして、お互いの知らない一面を発見することを目指しました。

ワークショップは以下のように進みます。

1. 子どもグループと大人グループにわかれる。
2. 自分らしさを見つけるためのヒント(Personal Culture Patterns)を読み、グループで対話をしながら、自分らしさを書き出す。
3. 自分にとっての大切な言葉を選び、丸い紙に書き取る。
4. 大切な言葉を配置しながら、「Personal Picture」をつくる。
5. 親子で「Personal Picture」を紹介し合う。

使用するカードは3枚。

【できたさがし】…今まで、できたことは何だろう?
【すきなきもち】…好きなものや人、出来事は何だろう?
【たのしいみらい】…何でもありだとしたら、どんな未来を描きたい?

それぞれをテーマとして、30分ほどグループで対話をします。お友だちの発言で、自分の気持ちに気が付いたり、話すうちに自分の大切なことが徐々に形になってきたり。そして、話したり聞いている中で、大切だと思う言葉は机の上に敷いてある模造紙にメモをしてもらいます。
大人グループは「そうそうそう!!」「へぇ~」と大盛り上がり。


大人グループでも「自分らしさ」について対話

大人テーブルでも「自分らしさ」について対話


高学年女子チームは、どんどん書いていきます。低学年チームは、ファシリテーターと話しながら、自分の得意なことを順番に嬉しそうに話していました。

ヒントを読んで思ったことを言葉にまとめる。

ヒントを読んで思ったことを言葉にまとめる。



子どもたちも真剣にワークに取り組む

子どもたちも真剣にワークに取り組む



次に、模造紙に書かれているメモを参考に、様々な大きさや色のある丸い紙に、自分にとって大切なことを書き取ります。
様々な「大きさ」や「色」があるのは、自分が選んだ言葉の大切さの度合いを「大きさ」で表し、言葉の持つイメージを「色」で表すため。「自分らしさ」と一概に言っても、それは決して一つではなく、複数の要素が複合的に関わりあっています。 そのため、様々な「大きさ」や「色」で表現することで、そういった複数の要素をわかりやすくするのです。

自分らしさをひとり1枚の「Personal Picture」に表現する

自分らしさをひとり1枚の「Personal Picture」に表現する



そして、書き取った丸い紙を「Personal Picture」に配置し、自分らしさを表すシートをつくりあげます。 自分にとって大切なことが1枚のシートに配置され、「今の自分らしさ」とは何かを、改めて確認できる瞬間です。

自分らしさを表す「Personal Picture」

自分らしさを表す「Personal Picture」



最後に親同士、子ども同士でつくっていたグループを解散し、それぞれの親子にわかれて、自分がつくった「Personal Picture」を紹介しあいます。あえて親と子でわかれてワークをすることで、普段の会話の中では気が付かなかったような一面が見えたようです。「えっ、そうなの!」「あー、これね。」と、各親子で話に花が咲いています。

「Personal Picture」を見せながら、親子で対話

「Personal Picture」を見せながら、親子で対話



参加してくれたお子さん方からは、
「親に連れられて来て、あまり乗り気じゃなかったけど、来てみたら色々考えられて楽しかった!」
「大事にしている言葉なんだよ!」
「また来年やってほしい!」
など、考えることが楽しいという感想がもらえました!

また、大人たちからも
「思ってることと、子どもが思ってることが違ったのがおもしろかったです」
「書いてある言葉は何となく知っていた気もするけど、こうやって大きさを見せられると、意外ですね。私が思っていた優先順位とは違いました。」
「不明だった、子どもの(中学受験の)第一志望がわかりました。自分で考えを整理して気付いたんでしょうね。」
「親と喋っちゃうと、親が思っていることばっかり出てくるけれども、違う人とやると違う言葉が出てくるものなんだなと思いました」
「普段から子どもに対して押し付けではなく、対話をするようにしているけれども、こう場をわけて考えることで、自由に発散して言語化することがお互いでき、改めて親子で伝え合えた」
といった感想をいただきました!

これまで大人を対象として行ってきた「Self Travel Cafe」。今回のワークショップは、初めての親子版でしたが、大人も子どもも自分のことを考えることを楽しみ、そして親子共々、お互いの知らない一面を知れる良い場となりました。
「Self Travel Cafe」は定期的に行っているので、興味がある方は次の機会にぜひお越しください!

【お問い合わせ先】
(株)クリエイティブシフト contact[@]ml.creativeshift.co.jp
※メール送信時には、[ ]は外してください。

【イベント詳細】
日時:2015年11月15日
場所:湘南T-SITE内 d-labo湘南
Self Travel Cafe 親子版 ぼく、わたしの大切なことって何だろう。 ~こどもも大人も自分をみつめて親子で共有しよう~